「アオウミガメの旅」(作詞:町田 昌三 作曲:大浜 勝彦) |
1. |
真夏の 島の 浜辺から
海に向かって まっしぐら
子ガメの 旅が 始まった
生きて 生きて 生きぬいて
どの子も どの子も 大きくなって
また この浜に 帰っておいでよ
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2. |
あらしに 出会い サメに 追われ
空から ねらう 海鳥たち
北へ 北への つらい道
明けて 暮れて また 朝に
来る日も 来る日も 大きくなって
また ふるさとへ 旅は 続くよ
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3. |
若さ かがやく 海と 空
百個の 白い たまご 生み
いのりを こめて 砂 かける
生きて 生きて 生きぬいて
どの子も どの子も 大きくなって
またこの浜に 帰っておいでよ
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父島の小学校に赴任していた先生の作。海へ旅立つ子ガメの姿に、いずれ島を出て世間の荒海へ乗り出す子供達を重ね合わせ、力強く生きろと呼びかけるかのような応援歌です。
フラのレパートリーとして親しまれるほか、卒業式や離島する子供の見送りでは必ず歌われる曲で、情緒あふれる詩とメロディーに「これを聞くと涙がおさえきれない」という人も…かく言う私もその一人です。 |
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